手作り虫よけスプレーの作り方
ドクダミは、日本をはじめアジア各地に自生する多年草で、その強い抗菌作用や抗炎症作用から古くから薬草として利用されてきました。また、特有の匂いが虫を寄せ付けない効果があるため、虫よけとしても利用されています。ここでは、ドクダミを使った虫よけスプレーの作り方をご紹介します。
材料
- ・新鮮なドクダミの葉と茎 500g
- ・水 1リットル
- ・エタノール(無水アルコール) 100ml
- ・精製水 100ml
- ・お好みでエッセンシャルオイル(ラベンダーやティーツリーなど) 10滴程度
- ・スプレーボトル
作り方
1.ドクダミの準備
次に、エキナセア(ムラサキバレンギク)も6月に見ごろを迎える薬用植物です。エキナセアは鮮やかな紫色の花を咲かせ、その美しさとともに免疫力を高める効果があることで知られています。エキナセアの根や葉、花は、風邪やインフルエンザの予防、感染症の治癒を促進するためのハーブティーやサプリメントとして利用されます。エキナセアは日当たりの良い場所を好み、水はけの良い土壌に植えるとよく育ちます。
2.ドクダミ抽出液の作成
洗浄したドクダミを細かく刻みます。大きな鍋に1リットルの水を入れ、刻んだドクダミを加えます。鍋を火にかけ、沸騰したら弱火にし、30分から1時間程度煮詰めます。煮詰め終わったら、火を止めて冷まし、ドクダミのエキスを抽出します。この時、蓋をして蒸気が逃げないようにすると、エキスが濃くなります。
3.エキスの濾過
冷めたドクダミの煮汁を、キッチンペーパーや布で濾して、ドクダミの固形物を取り除きます。濾した液体がドクダミの抽出液です。
4.スプレーの調合
ドクダミの抽出液を100ml測り、スプレーボトルに入れます。次に、エタノール100mlをスプレーボトルに加えます。エタノールは防腐剤の役割を果たし、虫よけ効果を強化します。最後に、精製水100mlを加え、ボトルをよく振って混ぜ合わせます。
5.香り付け(オプション)
ドクダミの独特な匂いが気になる場合や、より心地よい香りにしたい場合は、お好みのエッセンシャルオイルを加えることができます。例えば、ラベンダーオイルやティーツリーオイルは虫よけ効果もあり、香りも良いためおすすめです。エッセンシャルオイルを10滴程度加え、再度ボトルをよく振って混ぜます。
6.使用方法と保存
完成したドクダミ虫よけスプレーは、肌に直接スプレーすることで虫よけ効果を発揮します。特に外出前や虫が多い場所に行く前に、露出する肌に均等にスプレーしてください。顔に使用する際は、目に入らないよう注意しましょう。また、衣服や帽子などにもスプレーすることで、さらに効果を高めることができます。
7.注意事項
- ・初めて使用する場合は、肌の一部に少量スプレーしてパッチテストを行い、アレルギー反応がないか確認してください。
- ・ドクダミのエキスは天然成分ですが、保存料が含まれていないため、冷蔵庫で保管し、1か月以内に使い切ることをおすすめします。
- ・エタノールを使用しているため、火気の近くでの使用は避けてください。
まとめ
ドクダミ虫よけスプレーは、天然成分を使用した安心・安全な虫よけ対策です。簡単に作ることができ、虫に悩まされる季節に重宝します。また、自分で作ることで成分が明確になり、市販の化学薬品を含む虫よけスプレーに抵抗がある方にもおすすめです。自然の力を利用して、快適なアウトドアライフを楽しんでください。
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